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SNAスポーツ栄養学研究会

サプリメントは必要なし

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自分の身体を100%信じよう
岡本依子・テコンドー選手、67kg以下級シドニーオリンピック銅メダル
シドニーオリンピックで銀メダルを獲得したときは大きな記事となった。その岡本選手は、なんでも身体にいいものはやってみようとサプリメントも試した。 しかし、やがて自分の身体を100%信じようと、食事の摂り方を反省。現在は、韓国で練習。当然、食べるものも韓国料理。韓国選手の遑しさも含め、食事について語る。
サプリメントに頼った頃
シドニーオリンピックの2年前、ちょうど27〜28歳の頃、選手としては年齢が高くなっていますよね。 私はオリンピック出場にかけ、べストを尽くしたかったので、なんでも身体にいいものはやってみようと思いました。 そのとき、スポーツと栄養との関わりについて書いてある本を読んでサプリメントのことを知り、「やっぱり食物だけで栄養を摂るのは難しいのかな」と考えました。
栄養について意識を高く持とう、という気持ちがそのときはサプリメントを摂る、という方向に向いてしまったのです。
サプリメントの能書きには、疲労回復とか体力増強とか書いてある。それを見て、プロテインやクレアチン、アミノ酸などのサプリメントを積極的に摂るようになっていました。
膝が痛い時ときはコラーゲンを飲んで回復を早めようと思ったこともあります。とにかく「次のオリンピックに行きたい」という気持ちが強かったので、ワラをもつかむ思いです。 ところがケガをして、99年の世界選手権に出られなかった。サプリメントは飲んでましたが、それまでコーラを飲んだり、甘いものを沢山食べてました。食事について反省し、甘いものを避け、ケガの予防のためカルシウムを摂るように心がけました。
ヨーロッパへ単独で練習に行ったときもサプリメントを持っていきました。 練習の前後や食事の合い間に飲んでいたのですが、あるとき、体調が悪くなったんです。
サプリメントを摂っても体調が悪い・・・・・。やっぱり食べるものをきちんと食べて、身体そのものを丈夫にすることが元気のもとなんだ、自分自身の身体が頼りなんだ、と思ったんです。それに気がついてきたとき、自分の身体自体を100%信じようと思いました。
サプリメントを摂ることは、私にとっては、自分の身体を信じていないということなんです。
それで、今年3月にきっぱり全部サプリメントをやめました。
シドニーオリンピックのときに、ビーチバレーの高橋有紀子さんに会いました。彼女は私より4つ年上なんですが、オリンピックが終ったあと、一緒に食事をしたとき気がついたのですが、私がアテネに出る時彼女は同じ年齢だったんですね。ビーチバレーもしんどい競技だけど、高橋さんはサプリメントを何も摂ってませんでした。サプリメントをやめる気になったのは、高橋さんの影響もあります。
飲み物はオレンジジュースを摂ったほうが効果的であるとか、食事の際は、たんぱく質を積極的に摂るということは常識ですが、必要ないと思う。

 

アミノ酸は必要なし

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大谷勝・東京大学大学院総合文化研究化、学術博士
月刊Training Joumal November より抜粋
長年にわたり、医療分野での様々な薬理作用が実証され、使用されてきたアミノ酸。そのリーディングカンパニーである味の素(株)で、その実績とノウハウを活かして生まれたのがアミノ酸スポーツサプリメント「アミノバイタル」シリーズである。その開発者である大谷氏にアミノ酸サプリメントについて聞いた。
ペットボトル飲料がいくつも発売されているが、あれはマーケティングの勝利とも言えるだろう。「何も入っていないより、身体にいいものが入っているほうがいいという観点から、魅力的なコマーシャルによって一般の支持を得ているのだと思います。実際、飲む際のきっかけとなっているのはそういった宣伝文句であり、味であると考えられます」と大谷氏も言う。さらに、「最近のアミノ酸ブームの問題は、アミノ酸を飲めば痩せるというイメージを一般に植えつけてしまったことです。体脂肪を遊離脂肪酸に変える働きをするから痩せる、という倫理は、単純に考えても、その遊離脂肪酸が代謝されなければ成立しません。逆に、アミノ酸系の商品には当然アミノ酸以外の成分も入っているわけですから、それを頻繁に飲むことによってカロリー過多になってしまい、結局運動をしなければ太ってしまいます」とも。
子供のサプリメント摂取への影響も考えられる。大谷氏も、「きちんと食事が摂れないのにアミノ酸サプリメントを摂らせるのはやめてくださいと言っています。基本的に、小中学生用に開発されたものではないし、高校生以上という考えです(ゼリーや缶飲料などの商品は小中学生でも大丈夫なようにしてありますが)」と言うように、直接薬のように飲むような飲み方というのは、好ましくない。子供の“食“への捉え方も変わってしまう。
子供に関しては特に、“食事の大切さ“と“食事をしっかり摂る“ことを優先することが大切だ。
サプリメントの効果とは
それに、例えば「アミノバイタル」を飲んでいるトップアスリートが素晴らしい成績を収めたとしても、98〜99%は本人の努力と才能・素質です。残りの1〜2%は、「アミノバイタル」が効いているかもしれない。効果は、大まかに言えば、精神的な支え(メンタルな部分)と実際の身体の疲労回復。ただし、こういうギリギリのところで戦っているのがトップアスリートです。そこで、私の開発したアミノ酸サプリメントが、彼らにとって「1%程度は貢献しているのかな」と思っています。本当のところは、彼ら自身が一番知っているのではないでしょうか。(談)
サプリメントを活用しようと選択する際には、過信せず、依存せずに、その作用を頭と身体で理解することが必要なようだ。(妹尾陽子)

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